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老後の生活を貯蓄だけでまかなえるか?

運動をするシニア
 

忙しい日々の中では、毎日の仕事をこなすだけで精一杯な為、老後の生活資金について考える人は少ないでしょう。
しかし少子高齢化が進む中、年金だけでは今までの生活を続けていけるか一抹の不安を抱えている人は多いはず。
人生の最終章にふさわしい豊かな老後生活を送る為にも、貯蓄や退職金を含め、月にいくら必要になるか考えてみませんか?

 

 

☆老後の生活に向けて貯蓄を増やせる時期とは

一般的な結婚生活を仮定した場合、老後の生活の為に貯蓄を増やせるチャンスは人生に2回あると言われています。
それは結婚後子供が生まれるまでと子供が成長し独立してからの2回。
まず最初の貯蓄を増やせるチャンスは、出費がかさむ子供が居ない時期です。
結婚を機に同居するため、家賃や光熱費の支出が半分になりますし、共働きであれば毎月の収入から老後の貯蓄に回すのはそんなに難しい事ではありませんよね。
しかし人によってはこの新生活のスタートを機に車や家の購入などでローンの返済に追われる事もあるかもしれません。

次の老後の生活の為の貯蓄を増やすチャンス!それは子供が自立し親元を離れてから。
教育費などの子供の出費が減る為、月にいくらかまとまったお金を老後の為の貯蓄へと繋げていけるでしょう。

 

 

☆年金だけでは赤字になる!?老後の生活に必要な貯蓄について

総務省の家計調査報告によれば、老後の無職の夫婦世帯で必要な1ヶ月の生活費は約25万円とういう結果でした。
老後の主な収入源である年金だけでは、ゆとりのある生活費を賄うのは難しく、1ヶ月の家計収支では毎月平均して5万円ほど赤字となる為、今までコツコツと貯めてきた貯蓄を切り崩して生活費に充てている人が多いという結果が出ています。

このように老後に必ず必要となってくる貯蓄ですが、何歳から何歳までどのくらいの期間分、見積もっておくべきでしょうか?

人生の長さは人それぞれなのではっきりと断言できませんが、おおよその目安として、定年退職という人生の一区切りがついた時から、どのくらいの間生きられるのか平均寿命で計算してみるのがよいでしょう。
男性の場合は80歳、女性の場合は85歳が寿命と言われているので、例えば会社を60歳で退職した男性の場合、老後の資金は20年分必要になります。
女性であれば25年分の資金が必要ということになりますね。

 

 

☆想定外のプランに備えて、余裕の貯蓄が賢明です

老後には一般的な生活費だけでなく、予定外の出費も見積もって蓄えておく必要があります。
例えばそれには長年住んできた住宅のメンテナンス費用や、体力の衰えに合わせ些細な段差で転ばないようバリアフリーの工事費用などが含まれます。
また人によって介護が必要な場合は老人ホームへの入所金なども含まれるでしょう。
ゆとりの老後を目指すなら余裕をもたせた貯蓄が賢明です。
毎月無理のない範囲で、子供が巣立つ50代を迎える前の30代や40代から少しずつ老後資金を準備していくのがよいでしょう。
老後資金が貯まらない時のリスクは、生活が困窮しかなり惨めなもの。
最近では“老後難民”という背筋が寒くなるような言葉でその状況を比喩しています。

人生のクライマックスにふさわしい暮らしを送るためにも、まずは老後どのような暮らしが送りたいのか?
主な収入源となる年金額をできるだけ正確に計算し、貯蓄のプランをたて、家計を企業経営の発想で運営していく事が望ましいでしょう。

老後っていくら必要なの?

女性社員
 

昨今、日本では少子高齢化が問題になっています。
海外と比較しても総人口に占める子供の割合は12.9%とかなり低く、アメリカやイギリス、お隣のアジア圏である韓国からも大きな差をつけての最下位となっています。
ここで心配になってくるのは、老後の生活を支える年金や社会保障。
何故ならそれらは現役でバリバリ働いている世代の税金から成りたっているからです。

 

☆夢に描いた老後に不安を感じ始める時

老後という言葉の捉え方は人それぞれです。
一般的に多くの人は定年退職を迎え、退職金や公的な年金を生活費として充当する様になった時に、人生の第二幕ともよべる老後生活の始まりと考える様です。
年金を生活費として使い始めるのは65歳が最も多く、この時期から年金だけでは思い描いていた夢の老後生活とのギャップを感じ、不安を感じる人が増え始めます。

退職金や年金だけでは、今までの生活水準を確保できない、家のローンが生活費に重くのしかかってくるなど、日常生活にジワジワと不安や支障がではじめるのもこの頃といえるでしょう。
定年退職の前からコツコツと貯めてきた貯金もあるし、退職金もあるから大丈夫と安易に考えていては、支出だけが増える老後の生活費は困窮の一途をたどるかもしれません。

 

 

☆老後生活の家計を圧迫する介護保険料

現代の日本は、最先端の先進医療で平均寿命が延びた事による高齢化と、少子化による若者人口の減少で少子高齢化が問題になっています。
65歳以上の高齢者は年々増える一方、出生率の低下による若年人口は減少の一途をたどっており、日本の経済を支えるはずの働く現役世代が減っています。
そのため働いて納めるはずの税金が減り、老後のための年金が足りなくなってきているのです。
問題視するのは高齢化社会だけではありません。
会社の在職中は事業主が一部負担してくれた介護保険も、退職すれば全額自己負担となります。

例えば、月々の報酬が38万円、ボーナスが年に2回72万円の場合、在職中は年間の介護保険料は45,000円ですが、定年退職後、勤務していた会社の健康保険に継続して加入する任意継続被保険者の場合は50,400円になります。
また元の会社の健康保険から国保に加入を変えた場合の介護保険料は、在住の市町村で計算の方法が異なりますが、任意継続被保険者の負担分より2〜3割以上高くなる傾向があります。

 

☆老後の生活費っていくら?豊かな老後を暮らすための工夫とは

生活の質への満足度はひとそれぞれ。住んでいる環境や地域による物価も違うので、一概に老後の生活費がいくら必要か言い切れません。
しかし総務省の家計調査によれば、老後で無職の夫婦世帯の場合の生活費は、介護保険も含めて生活費は22万円から27万円位が必要目安と言われています。

高齢化社会で寿命が延びたと言われていますが、老後に想定外の病気にかかり治療費がかかることも多く、思いもかけぬ出費はつきもの。
老後生活の家計は余裕を持って見積もっておいたほうが良いでしょう。定年退職後は収入が激減し、支出だけが増えるのが一般的です。
老後の快適な生活を送るためにも、病気などの治療費が家計の足を引っ張らないよう、生活習慣などの健康面にも留意する事が大切ですね。

老後のための資産運用

指導
 

大切な家族を守るために、身を粉にして働いてきた企業戦士の時代も幕を閉じ、コツコツと貯めてきた資金でゆとりのある老後の安心した生活を送りたいと思う方は多いのではないでしょうか。

しかしそんな夢に描いた人生の第二幕とも呼べる引退生活に、思いもよらぬ落とし穴が潜んでいるかもしれません。

 

☆思い描いていたあなたの老後、果たして公的な年金だけで暮らしていけますか?

退職金を、今まで頑張って働いてきた人生に対するボーナスとして捉えている人はたくさんいます。
その為、老後の為にコツコツと貯めてきた預貯金と頑張った自分へのご褒美でもある人生のボーナスの退職金を老後の資金に充てる事で、安心した生活が送れるかも…と考えてしまいがちです。
しかし果たしてそれで本当に老後の安心した生活は約束されるのでしょうか?

例えば大学卒で管理職に付いた場合、厚生労働省の報告によれば、退職金の平均相場は約2300万円程度、それに預貯金をプラスして、退職時の60歳で3000万円の資産があったと仮定しても、生活費や家賃、税金を含め月々25万円使ったとしたら、約70歳で早くもその資産は底を尽きてしまうのです。

 

☆心配が募る老後生活、不安を感じている人は全体の約9割

ライフプランは人それぞれ。老後が第二の人生と考えるのなら、趣味に重きを置くか、はたまた今までまとまった休日もなく、社会人生活では難しかった長期の海外旅行に出かけるなど、どんな形にしても残された人生を有意義に過ごしたいものですよね。
しかしその夢を有言実行するには工夫が必要です。
確かに生活水準や幸せの満足度もそれぞれの家庭によって異なるので、一概には言い切れません。
しかし、公正な立場で生活設計の情報を与えてくれる生活保険文化センターの意識調査によると、公的な年金だけでは、老後の生活に対して不安を感じている人は全体の86%にも及ぶそうです。
支出だけが増える老後は、家のローンが残っていたら尚更のこと、いつかは預金の残高が0になる日がくるかもしれないのは事実。
夢と現実に挟まれた第二の人生に打開策はあるのでしょうか?

 

☆勇気を持って前に進む“資産運用”という考え方

退職すれば収入はゼロ。必然的に支出のみが毎月のお金の動きになります。
それではと重い腰をあげて新しく仕事を探したとしても、高年齢に達すれば、新たな収入源を見つけ出すのはなかなか難しいものです。
そんな限られた資金繰りの中でも、老後の生活をゆとりのある暮らしにしたいですよね。
今までコツコツと貯めてきた貯金の切り崩しだけでは先が見えていますし、何より気持ちまで後ろ向きになってしまいがちです。
そんな危機感の打開策となるのが資産運用です。投資を伴うのでリスクはつきものですが、それを恐れていては老後の不安な生活を100%確実に抱え込むことになります。
勇気を持って前に進む資産運用は、短期的な元本割れがあったとしたとしても長期的にコントロールすれば収益の挽回ができ、生活に潤いを与えてくれるでしょう。
老後の安心した生活において、お金”のゆとりは、余分にあって困るものではありません。